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生徒会の一存 第9話 「私の生徒会」 簡易草子

2009年11月29日 01:15

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 こんばんは、やっぱり更新することにした仙谷隆家です。ただ、最近ブラックスミスと戦う司書あまり見ていません。というか時間が全くありません。ただ生徒会の一存はどうにか見れている現状ですね・・・。最近忙しくて自分の時間が無いんですよね、まあそのうちできるようになるでしょう。ではいきます!!


 まず概略。冒頭は川を眺める知弦のところに一人の女の子が来るところから始まります。そして、すぐに切り替わって学校の保健室で傷ついた鍵を慰める傷ついた知弦のシーンに移ります。そして、本編に戻ってくりむが本を読もうということを言い出しますが、みんな言われなくても読んでいる模様です。くりむは児童書、深夏は少年系漫画、真冬はBL、そして知弦は怪しげな本を・・・。そして知弦はその本をやめた後占いの本を読み始めます。鍵は占ってもらいますが、なかなかハードルが高いようです。最後に握手占いをしますが、これはみんなからの批判を受けることに。くりむ・深夏・真冬に詰問される鍵にありがとうと言って外に出てしまう知弦。そして彼女の席には手紙が残されているのでした。その手紙の扱いに悩む生徒会役員ですが、ここで顧問の真儀瑠先生が来て、勝手に読み始めてしまいます。その話を聞いて知弦の境遇に驚いてしまいます。一方、知弦は以前いじめられていた宮代奏に再会、そして和解するのでした。そして生徒会室ではみんなで知弦の手紙のことで相談しています。そこに知弦が来ますが、みんなのドジで読んだことがバレてしまいます。しかし、知弦はわざと読ませたのだといって、また鍵に握手を要求、いつもの生徒会に戻るのでした。


 ということで今回は知弦メインの話、しかし巡でなくて奏に戸松投入ですかー、相変わらず豪華な采配です。今回掘り下げるのは4点です。それではいきましょう。
知弦の心
 今回のメインの話。つまり知弦にとっての生徒会の位置づけが明らかになった感じですね。彼女にとっての生徒会は鍵と非常に似ているものだと感じます。彼女の場合もいじめという暗い深い傷を負っていたというその状態が良くなることを半ば諦めていたため、それが叶った生徒会はまさに救済のような存在なのかもしれません。傷を負った鍵を慰めていた知弦自身があの頃はそれと同じくらい苦しんでいたので、鍵の気持ちが十分に感じられ、助けたいと思ったのかもしれません。今回鍵と2回握手を交わしますが、それは両方ともくりむ達を刺激するだけではなく、はっきりと口で伝えられない鍵への感謝がこめられているのでしょう。あの疲れ果てて弱くなってしまった鍵と自分は同じ傷を背負っていたということをまた思い起こしてほしいということも、もしかしたらこめられているかもしれません。まあただ単に鍵といつも遊んでいるわけではないんでしょうね!

鍵の心
 今回はおそらくくりむと深夏にあった後の鍵でしょうね。深夏には伝えられなかった鍵再生の方法を知弦が補ったんでしょうね。ただそれでも足りなくて、真冬に行くのですが・・・。とにかく鍵は表面上はへらへらしていますが、それはおそらく生徒会の彼女らから学んだことなんでしょう。知弦からは心の傷というものの直ることは難しいということを教えられたことが当時の収穫なんでしょうね。この頃の知弦は自身もその悩みを感じていたため、その言葉はより鍵に響いたのではないでしょうか?
 そして鍵が行き着いたのがハーレムだったわけですが、これが結局のところ彼女らの願いでもあるのかもしれません。

生徒会の嫉妬再燃!?
 今回は知弦に鍵を独占されてやきもきするくりむ・深夏・真冬ですが、やはり鍵のハーレム発言は理想的なのかもしれません。みんな鍵のことを慕っているわけで、鍵の正直な性格上は一人の人を愛すると思います。しかしそうすることで選ばれなかった人には傷が出来てしまいます。それは仕方の無いことですが、それすら鍵は避けたいと思っているのかもしれません。過去それで失敗したのなら、今回はベストの解答を用意しようと。これであれば誰も鍵を独占することもなくなりますし、上手く線引きできるはずだと考えたんでしょう。しかし、最終的にはどうなるんでしょうかね?理想は現実に侵食され始めます。いつまでこのユートピアが続くのか考えると切なくなりますね。
 ただ今回の知弦は大人で、残りは恋する乙女状態w。ホントにみんな鍵好き過ぎです!!鍵は逆に大変すぎますね・・・。

しっとまつ(嫉妬戸松)
 はるちゃん登場の今回ですが、奏では少しミスキャストのような気もしましたね。まあそういうキャラで経験を積むのもいいのかもしれませんが。
 ずっと知弦をいじめたことを後悔していた奏、それは自分の好きな知弦が他の人に奪われないようにするためというのはなんとも皮肉です。今は奏も大人になって自分の過去の行いをはっきりと反省していますが、やはり当時は必死だったんでしょうね。それが卑屈だということに気付かず、知弦を苦しめてしまった。知弦が自分だけのものになると思っていた奏ですが、そうはならずさらにいじめを促進する無限スパイラルは本当に両者ともに悲惨でしたね・・・。今回は知弦がそれを許すことで、奏も救われ、知弦自身はもう救われているので、両者和解といっていいんでしょうね!つまり許す許されることが一番の心の癒しになるのかもしれません。


 それでは少し記事が雑ですが、ここで終わりです。それでは失礼します!!

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