こんにちは、ついに明日は日本の最高賞金レース「ジャパンカップ」が行われますね。エリザベス女王杯のスノーフェアリー(1着),マイルCSのサプレザ(3着)と外国勢が猛威を振るう今年の日本の国際レースですが、ついに大詰めのジャパンカップ。注目は凱旋門賞馬デインドリーム,凱旋門賞2着のシャレータ,ドバイWC馬ヴィクトワールピサ,去年の雪辱の女帝ブエナビスタ,去年の覇者ローズキングダム,天皇賞(秋)の覇者トーセンジョーダン。他にも名前を挙げなかった馬たちも超一線級揃い。さて、今年のジャパンカップを勝つのはどの馬か、決戦は府中の芝2400mです。
ジャパンカップ(国際GⅠ・3歳以上定量戦・東京芝2400m)
私の決断◎ ブエナビスタ
○ ローズキングダム
▲ ジャガーメイル
△ トゥザグローリー
△ ヴィクトワールピサ
△ トーセンジョーダン
買い方単勝・複勝 ◎ 100
馬連ながし ◎-○▲△△△ 300
三連複1頭軸ながし ◎-○▲△△△ 100
ワイドBOX ◎○▲ 100
個人的見解◎ ブエナビスタ 本命はブエナビスタ。前走は休養明けで臨戦が散々だったこともあり、初の馬券圏外でした。しかし、それでも4着に食い込んできており、地力の高さは見ることができました。稽古がウンと良化したことから、今回は安心して中心に据えたいと思います。松田博調教師のコメントにも前走よりは前向きなものを感じられましたし、問題なしでしょう。
スペシャルウィーク×カーリアンの血統は、正直勝ち切れないタイプだと思っていますが、去年はこのレースを1着に入線しているように、決め手もある一級線馬。鞍乗の岩田ジョッキーは、アドマイヤムーンでこのレースを制していますし、内枠に入ったならば、どうにかなるでしょう。
東京コースの中距離ベストのタイプですので、今回は一番条件が揃う舞台。有馬記念はブエナビスタよりも適性の高い馬が多いので、ここで決めておきたいところですね。ちなみに、3倍台で推移しているようですが、馬券としては美味しく思えますね。(笑)
○ ローズキングダム 対抗はローズキングダム。前走は先行したエイシンフラッシュが6着で最高というくらい前が全滅した展開。そのレースでの疲れは多少気になるものの、血統的にはタフなので、そこに期待したいと思います。元々消耗戦には分が悪いタイプで、今年の春の日経賞でも3着に敗れていました。しかし、今回はスロー展開が
予想され、その点ではこの馬にはプラスになりそう。もともと日本ダービー2着,ジャパンカップ1着の実績を持っているのですが、どちらも展開としては決め手勝負でした。
キングカメハメハ×サンデーサイレンスということで、決め手強烈ですが、反面○×○×のようなレース結果になることが多く、今回は○のタイミング。メンディザバルジョッキーが不安という方も多いようですが、正直前走は慣らしで今回が本番だと思いますね。展開的にはこの馬以上に良さそうなのは、いなさそうです。
▲ ジャガーメイル 単穴はジャガーメイル。ジャングルポケット産駒にしては消耗戦に弱い馬で、前走の敗因はそこでしょう。去年のジャパンカップはスローの決め手勝負になりましたが、結果は4着ということで伸びてきてはいました。去年よりは臨戦は良いので、今回も引き続き一発期待の印をつけさせていただきました。
ジャングルポケット×サンデーサイレンスは、決め手勝負でこそ生きるタイプで、オウケンブルースリやトーセンジョーダンとは一線を画するタイプかもしれませんね。天皇賞(春)を勝ったのは去年でしたし、衰えはないと思うのですがねー。しかし、GⅠ馬なのに人気がなさすぎますね・・・。
△ トゥザグローリー,ヴィクトワールピサ,トーセンジョーダン 複穴は、トゥザグローリー,ヴィクトワールピサ,トーセンジョーダンを挙げておく。トゥザグローリーは、冬になると本領発揮する馬で、去年も今年も温かくなってからの調子が悪いのは成績を見れば分かるでしょう。有馬記念3着の実績や日経賞,京都記念のパフォーマンスから能力は足りていると思います。ただ、鞍乗は外国人騎手だと強気になれるのですがね・・・。ヴィクトワールピサは引退レースになるのかどうか気になるところですが、東京コースがベストでなくても大崩れは考えられない馬。去年のジャパンカップでも3着に入っていますし、地力はブエナビスタと変わらないでしょうね。臨戦的にも去年よりも調整は楽ですしね。トーセンジョーダンは天皇賞(秋)の勢いそのままに勝つ可能性がありそう。ジャングルポケット産駒は調子を崩すまでは、強気で買っていいタイプなので、引き続き得意の東京コースだということを加味して、押さえておこうと思います。
追記 1着◎,2着△,3着▲で的中。単勝3.4×100円,複勝1.4×100円,馬連23.0×300円,ワイド(◎-▲)38.0×100円,三連複808.8×100円の計92060円の回収でした。しかし、今日は他の馬券は軸がずれてのハズレだらけだったので、ブエナ様様ですね。デインドリームは出遅れなければ、たぶん上位に来てたんだろうと思いますが、シャレータとの比較だとかなり強い事は分かりました。
さて、勝ったブエナビスタは1年越しの栄冠になりますが、とにかく内枠を取った岩田ジョッキーは強いことが証明されました。一方で、やっぱり1番人気では当てにしづらい騎手という印象も拭えない結果でしたがね。(笑)とにかく、岩田ジョッキーはナイスな騎乗お疲れさまでした。道中は内側でじっくりと脚を溜めて、ウインバリアシオンの動きも静観して、迎えた直線で内を抜けてきたのはすごかったです。直線半ばでトゥザグローリーに寄られるところがありましたが、そこを根性で抜け出し、最後は前で伸びるトーセンジョーダンを競り落としての勝利。やはり東京コースの中距離では逆らえない馬ですよね・・・。次走は有馬記念になりそうですが、個人的には三冠馬オルフェーヴルだけでなく、トーセンジョーダン,アーネストリーなどのようなトリッキーコースのスペシャリストにも警戒が必要かもしれませんね。それでも連には絡んできそうなのがこの馬ですがね。(笑)本当に今年初のGⅠおめでとうございます!!
2着のトーセンジョーダンはジャングルポケット産駒らしく東京コースはとにかく走る印象。元々は中山の非基幹距離などが適性が高いと思われていましたが、実際に使ってみるとアルゼンチン共和国杯勝ちがあったり、天皇賞(秋)を制覇したりと、とにかく能力が高い。淀みない展開で差すのが得意なようですが、スタミナ十分で今回のようにウインバリアシオンのロングスパートがあったことを差し引いても、前々で二四以上を走らせればなかなかしぶとくレースをしてくれますね!鞍乗のウィリアムジョッキーは去年に天皇賞(春)を先行してジャガーメイルで勝利していることから、本当にジャングルポケット産駒での強気の騎乗は合っているかもしれませんね。さて、ここがピークにしてきていそうですが、次走がベストの舞台。適性で調子をカバーできれば、面白い存在になりそうですが、果たして・・・。
3着のジャガーメイルは展開が向いたと言われたらそれしかないのですが、内目を進んで前にブエナビスタを見る格好の理想位置。道中はゆったりと内を回って、勝負どころでブエナビスタのこじ開けたところを伸びてきたのは、四位ジョッキーのファインプレイでしょう。元々この馬は、天皇賞(春)の覇者で能力は高いのは折紙付き。脚元の不安がなくなって来てから順調に使われてきてますから、これくらい走れて当然。しかし、東京コースをジャングルポケット産駒は走りますね・・・。
4着のトレイルブレイザーは能力通りの力は出していますが、あの上がりではこの順位が限界でしょう。元々消耗戦で輝くタイプで、前走のアルゼンチン共和国杯もそれで勝ったようなもの。もう少し序盤でやり合えば、上に来れた出来だったと思いますが、展開に泣いた感じです。次走は有馬記念でしょうが、個人的には展開は今回より向きそうなんですよね・・・。
5着のウインバリアシオンは自分で勝負に行っての着順ですから、内容はなかなかのものだたと思います。広いコースではやはり能力全開で、このメンバーでも頑張って掲示板に入っているのは驚き。オルフェーヴルがかなりの強さということは知らしめることができたと思います。たぶん5歳牡馬世代ならクラシックで勝ち負けだったかもしれませんねー・・・。ここで今年は終了でしょうが、個人的には来年の天皇賞(春)にぜひ出て欲しい馬ですね!!
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