2010年10月20日 00:00
「夜々可愛いよ・・・夜々!!」
こんにちはー。コツコツ作っていてやっとこの記事を完成させた仙谷隆家です。今回は久々になりました。作品紹介記事です。作品は「機巧少女は傷つかない」です。それではさっそく書いていきましょう!
これでひとまず3万ヒット記念記事は終了ですねー。次回はやるとしたら、5万ヒットでその次は10万かな・・・。10万は大学生のうちにできたら、かなり大々的にやる予定ですので、よろしくお願いします。・・・どうにか二分前に完成できてよかった。

機巧少女は傷つかない 1 Facing“Cannibal Candy” MF文庫J 海冬 レイジ著 税込価格: \609 (本体 : \580)発行年月 : 2009.11
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あらすじ
人形師・赤羽雷真はパートナーの自動人形・夜々ある目的のために大英帝国の機巧都市リヴァプールへ向かっています。ヴァルプルギス王立機巧学院では、人形使いのトップ「魔王」を決める戦い、通称「夜会」が開催されます。それを目指して、雷真と夜々ははるばる日本から訪れたわけですが、それには「夜会」の資格が必要だったのでした。そのために入学してすぐに挑んだのが、〈十三人(ラウンズ)〉と呼ばれる上位的な存在の1人シャルロットブリューとその自動人形ジグムントなのでした。
ここから始まる物語。夜々の激しい嫉妬や雷真の恋への鈍感、シャルのツンデレなどが絡み合って、わいわいガヤガヤな雰囲気の話です。さらにその裏に雷真の復讐の相手の存在や各キャラクターのそれぞれの思いなどが混ざり合う話となってします。
キャラクター
赤羽 雷真
赤羽家という人形師の家柄に生まれたのですが、兄の天才的才能の前に諦めがあった。しかしある日の赤羽家を襲った『悲劇』で雷真を除く家族全員が死んでしまった。犯人は兄であって、その後花柳斎硝子の手引きもあって、ヴァルプルギス機巧学院で『復讐』を計画する。恋には無頓着で、夜々やシャルの好意には気付かず、それがヤキモキさせていることも分かっていないようで・・・。性格はまっすぐで進んで、自分の体を呈して危険に飛び込みます。なので常時怪我をしている状態なんですねー。
夜々
花柳斎硝子の作り上げた最高傑作〈雪月花〉の一体の機巧少女。抜群の攻撃力,防御力,機動力を誇る高性能な自動人形です。性格は雷真への愛でいっぱいで、それは常に度を超えているようです。あまりにも雷真の態度が素っ気ないと、壊れてしまうことも・・・。そして雷真に好意を寄せる女たちには「女狐」と言い放つくらいの敵対的な態度を取ります。
シャルロット・ブリュー
ブリュー家という名門人形師の一族でしたが、あるときに皇太子の人間に人形が襲いかかったことで、貴族としての地位を奪われた経緯があります。本人は再建に向けて、ジグムントとともに「魔王」を目指しています。〈十三人〉の1人で、〈君臨せし暴虐〉という強力な人形師。性格は完全にツンデレで、基本的には雷真に対してかなり酷い態度をする。また体の一部には秘密があるようだg(ry。
第1巻ネタバレ
Prologue 極東の人形師#1
大英帝国の機巧都市リヴァプールに向かう極東からの風変わりな少年と少女の2人が列車に乗り込んでいます。そしてもうすぐ着くというときにまさかのブレーキの故障で、列車が万事休す。それに反応した2人ですが、果敢にも少女が外に出て列車の前に行き立ちはだかり、見事列車を止めるのでした。2人の名前は、人形師・赤羽雷真,自動人形・夜々。そして夜々の妄言も相まって、警察が来る前に一目散に目的の場所であるヴァルプルギス王立機巧学院に急ぐのでした。
Chapter1 竜を狩る者
学院に入ってすぐに、端正な顔立ちで均整のとれたプロポーションの美少女であるシャルロット・ブリューに遭遇する雷真と夜々。彼女はどうやら入学早々に上級生を5人病院送りにしたり、ルームメイトを窓から突き落としたり、解剖室や庭園を焼きはらったりという問題児のようです。ただ実力は夜会のトップランカー〈十三人〉の1人で、登録コードは〈君臨せし暴虐〉。その少女に戦いを挑む雷真なのでした。どうやら2日前にあまりの成績の落ち込む雷真でしたが、機巧物理学の教授であるキンバリーから参加資格についてのアドバイスをもらったからなのでした。
そして戦闘に入るのですが、その瞬間に10ほどの自動人形がシャルの自動人形・ジグムントに殺到します。そして万事休すに陥るシャルですが、ここで止めの鉄球が。しかしそれを受け止める夜々。そして10組の人形師&自動人形と戦うことになる雷真とシャル。そのまま夜々やジグムンドの力もあって、撃退することに成功するのでした。その後、仕切り直して戦おうとするシャルですが、それに今日が醒めたと言って立ち去る雷真と夜々。どうやらジグムントは怪我をしていたようで、それはシャルも知らないことだったのですが、雷真はそれを見抜いていたということなのでした。
その夜雷真と夜々はやはりいつもの調子で夜を明かしていましたが、その一方で同時刻、事件が起こっていたのでした。
Chapter2 遭遇戦は一瞬で
自動人形には〈イヴの心臓〉という魔術回路が内蔵しているというキンバリーの講義を聞いている雷真ですが、どうも英語がうまく聞き取れなくて夜々にノートを取らせているようです。その途中でシャルの目線に気付き、そちらに気を取られたときにキンバリーのチョークが直撃。そしてキンバリーとのやり取りの中で夜々が暴走して、掃除の罰を受けてしまうのでした。
昼休みに食堂に行くのですが、そこでお金を寮に置いてきて困っているとシャルが現れます。そしてシャルにお金を借りてどうにかなりますが、そのまま一緒に食べることになります。ジグムントの怪我について尋ねることで、確かに雷真が昨日気付いていたことが判明。そしてそのうちに雷真はマグナスを発見して、殺気立ちます。そしてどうやら彼に遺灰の袋を投げつけるのですが、それが意味するのは仇討ち。つまりマグナスは雷真の『復讐』の相手なのでした。その様子を見ていた風紀委員会主幹フェリクス・キングスフォードが雷真とシャルに話を掛け、雷真に夜会への参加資格を差し出すからお願いがあると言われるのでした。
Chapter3 混沌に誘う、甘言
その日の講義を受けて、出て行く雷真と夜々がいなくなってから。ジグムントに話しかけられるシャル。どうやらシャルと雷真が気が合うのだと言いたげなようです。そんな相手を倒せるのか尋ねるジグムントですが、叶えたい夢があるから排除するのだと言い放つのでした。風紀委員会に来た雷真と夜々ですが、そこで雷真はフェリクスに〈魔術喰い〉を倒してほしいという依頼されます。理由は雷真が犯人でなく、十分強いことで、さらに最近の辻斬りを防止することを考えているようです。そんな中、主幹補佐リゼットが現れて、新たな〈魔術喰い〉の被害が出たのだと報告されるのでした。
現場に行くフェリクス,雷真,夜々,リゼットたちですが、どうやら被害に遭った人形は昨日の騒ぎの一体〈鉄球使い〉であったようで、魔術回路がなくなっているようです。そしてそれを聞いて動揺するシャルですが、ここで改めて依頼される雷真でした。
『保留』ということでその場を後にする雷真と夜々ですが、途中でリゼットに呼び止められる雷真。そして夜々に軍部の意向を聞くように先に帰らせ、シャルの自動人形・ジグムントが禁忌人形だと話されます。そしてそれを思い出しながら、軍部からの許可も取り付けられた雷真は風紀委員会からの依頼を受けることにするのでした。そして朝起きる雷真ですが、そこにはなぜかシャルが・・・。そしてデートをしてほしいと言われるのでした。
Chapter4 虚構の晩餐
放課後、シャルとデートすることになった雷真ですが、どうやら〈魔術喰い〉を探すためだったようです。しかし風紀委員会から資料をもらっている雷真はそのことが無駄なことは分かっているのでした。このままだと一晩張り込みをしかねないシャルを見かねて、雷真はホントにデートをすることにします。保護者のジグムントの許可も貰い、機巧都市リヴァプールに繰り出す雷真とシャルですが、そこで自分の身の上を話す2人。雷真の目的はマグナスであることやそしてシャルを狙ったのは罰を求めての理由からだったことを語ります。一方シャルもフェリクスが自分なんかに優しくしてくれることが嬉しいと思うことなども話すのでした。
そして学院に帰る雷真とシャルですが、またもや〈魔術喰い〉の被害者が・・・。そしてここでフェリクスに嫌われてしまうシャルは、雷真に冷たく当たってしまい、完全に仲が拗れてしまうのでした。寮に帰る雷真ですが、今度は部屋でおかしくなってしまった夜々の姿が・・・。どうにかプレゼントのブーツを見て機嫌を直した夜々ですが、そこでどうやらシャルを疑っている雷真。どうやらジグムントが禁忌人形ということで、〈魔術喰い〉の可能性があるのだと。そんな疑念が渦巻く中、リゼットからシャルが寮からいなくなったのだと連絡が入るのでした。
Chapter5 つまり、始めの、始めから
そしてそのときに夜々の製作者である花柳斎硝子が寮に現れます。彼女は学院の厳重ね警備を掻い潜って、いろりを連れて雷真のもとへ訪れましたが、その目的は〈魔術喰い〉の情報を伝えるため。どうやら自動人形が壊されただけでなく、所有者たちもいなくなっているとのこと。これから手を引けばいいと言う硝子の言葉に、見捨てたくない奴がいると言って突っぱねる雷真。そしてそれを聞いて、雷真に野垂れ死ぬことも許されないのだと言うのでした。そしてジグムントの魔術回路は〈魔剣〉と呼ばれるもので、夜々の〈金剛力〉でも敵わないのだと言い、雷真を送り出すのでした。
雷真がいなくなってから、硝子といろりは話をしますが、どうやらさっき夜々の戒めを解いたようです。そして雷真には才能があり、それは兄の天才の前に見えなくなっていたのだと話す硝子。そしていろりが天全を倒せるのかと尋ねますが、そのときも相手に情けをかけるのだと予言して、そして自分を恨むかもしれないと語るのでした。
寮を飛び出した雷真は早速リゼットを見つけ、重要機巧保管施設への入場を願い出る雷真ですが、目的はフェリクスの〈ロッカー〉ではなく、リゼットのところ。そして扉を開ける雷真ですが、そこにはリゼットの死体が入っているのでした。そして同時に雷真の背骨に衝撃は走るのでした。
Chapter6 本性
シャルはどうやらフェリクスに何か言われて、寮を飛び出したようです。しかしそれは罠だったようで、風紀委員会に囲まれてしまい、フェリクスに〈魔術喰い〉だと宣告されてしまうのでした。一方『リゼット』に攻撃された雷真は瀕死の状態に。おまけに〈魔術喰い〉の協力者だとでっち上げられてしまいます。そして雷真の手当てをしている警備員と風紀委員ですが、どうも殺気立っている様子。そんな中にキンバリー教授が来ますが、どうやら夜々も大ダメージを食らわされ、動けない状況になっているようです。しかしそんな状況で一瞬動きだす夜々。その姿は夜叉の姿だったようで・・・。
そして場所はシャルとフェリクス。そしてここで雷真に秘密を知られたのでやっつけたということと、自分の自動人形の〈魔術喰い〉とジグムントの〈ラスターカノン〉が似ていたために近寄ったのだと語るのでした。そして放心状態のシャルは万事休すですが、どうにか雷真と夜々が駆けつけてシャルを助けるのでした。
Chapter7 永久に飢える獣
どうやら夜叉のような姿になった夜々が雷真を警備員から奪って、シャルのもとへ来たようですが、そこで夜々からシャルの今置かれた現状を話されます。シャルの夢はブリュー家の再興で、それを聞いた雷真は自分以上のバカだと呟くのでした。そしてシャルのもとに辿りついた雷真はフェリクスにシャルは〈魔術喰い〉ではないと断言し、フェリクスと対峙するのでした。
フェリクスの自動人形はさっきまで『リゼット』だったもので、名前はエリザ。そんな中戦闘へ突入しますが、エリザは複数の魔術を使ってきて、追い込まれる雷真と夜々ですが、途中でその代償に喰った魔術が使い捨てだと言うことを見抜いた雷真は夜々の血を使って、弱点である気体への攻撃も固め見事フェリクスとエリザを打ち倒すのでした。
その戦闘を見ていたキンバリーとマグナスですが、どうやら途中で雷真が勝つことは分かったようで、いつの間にか立ち去っているのでした。
Epilogue
〈魔術喰い〉の一件でついに夜会への参加資格をもらった雷真。それはどうやら風紀委員会の不祥事を隠す目的でもあるようです。そして学院長から〈手袋持ち〉だと大々的に式で宣言されたとのこと。そして、キンバリーやシャルから祝福を受ける雷真なのでした。
こんにちはー。コツコツ作っていてやっとこの記事を完成させた仙谷隆家です。今回は久々になりました。作品紹介記事です。作品は「機巧少女は傷つかない」です。それではさっそく書いていきましょう!
これでひとまず3万ヒット記念記事は終了ですねー。次回はやるとしたら、5万ヒットでその次は10万かな・・・。10万は大学生のうちにできたら、かなり大々的にやる予定ですので、よろしくお願いします。・・・どうにか二分前に完成できてよかった。

機巧少女は傷つかない 1 Facing“Cannibal Candy” MF文庫J 海冬 レイジ著 税込価格: \609 (本体 : \580)発行年月 : 2009.11
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あらすじ
人形師・赤羽雷真はパートナーの自動人形・夜々ある目的のために大英帝国の機巧都市リヴァプールへ向かっています。ヴァルプルギス王立機巧学院では、人形使いのトップ「魔王」を決める戦い、通称「夜会」が開催されます。それを目指して、雷真と夜々ははるばる日本から訪れたわけですが、それには「夜会」の資格が必要だったのでした。そのために入学してすぐに挑んだのが、〈十三人(ラウンズ)〉と呼ばれる上位的な存在の1人シャルロットブリューとその自動人形ジグムントなのでした。
ここから始まる物語。夜々の激しい嫉妬や雷真の恋への鈍感、シャルのツンデレなどが絡み合って、わいわいガヤガヤな雰囲気の話です。さらにその裏に雷真の復讐の相手の存在や各キャラクターのそれぞれの思いなどが混ざり合う話となってします。
キャラクター
赤羽 雷真
赤羽家という人形師の家柄に生まれたのですが、兄の天才的才能の前に諦めがあった。しかしある日の赤羽家を襲った『悲劇』で雷真を除く家族全員が死んでしまった。犯人は兄であって、その後花柳斎硝子の手引きもあって、ヴァルプルギス機巧学院で『復讐』を計画する。恋には無頓着で、夜々やシャルの好意には気付かず、それがヤキモキさせていることも分かっていないようで・・・。性格はまっすぐで進んで、自分の体を呈して危険に飛び込みます。なので常時怪我をしている状態なんですねー。
夜々
花柳斎硝子の作り上げた最高傑作〈雪月花〉の一体の機巧少女。抜群の攻撃力,防御力,機動力を誇る高性能な自動人形です。性格は雷真への愛でいっぱいで、それは常に度を超えているようです。あまりにも雷真の態度が素っ気ないと、壊れてしまうことも・・・。そして雷真に好意を寄せる女たちには「女狐」と言い放つくらいの敵対的な態度を取ります。
シャルロット・ブリュー
ブリュー家という名門人形師の一族でしたが、あるときに皇太子の人間に人形が襲いかかったことで、貴族としての地位を奪われた経緯があります。本人は再建に向けて、ジグムントとともに「魔王」を目指しています。〈十三人〉の1人で、〈君臨せし暴虐〉という強力な人形師。性格は完全にツンデレで、基本的には雷真に対してかなり酷い態度をする。また体の一部には秘密があるようだg(ry。
第1巻ネタバレ
Prologue 極東の人形師#1
大英帝国の機巧都市リヴァプールに向かう極東からの風変わりな少年と少女の2人が列車に乗り込んでいます。そしてもうすぐ着くというときにまさかのブレーキの故障で、列車が万事休す。それに反応した2人ですが、果敢にも少女が外に出て列車の前に行き立ちはだかり、見事列車を止めるのでした。2人の名前は、人形師・赤羽雷真,自動人形・夜々。そして夜々の妄言も相まって、警察が来る前に一目散に目的の場所であるヴァルプルギス王立機巧学院に急ぐのでした。
Chapter1 竜を狩る者
学院に入ってすぐに、端正な顔立ちで均整のとれたプロポーションの美少女であるシャルロット・ブリューに遭遇する雷真と夜々。彼女はどうやら入学早々に上級生を5人病院送りにしたり、ルームメイトを窓から突き落としたり、解剖室や庭園を焼きはらったりという問題児のようです。ただ実力は夜会のトップランカー〈十三人〉の1人で、登録コードは〈君臨せし暴虐〉。その少女に戦いを挑む雷真なのでした。どうやら2日前にあまりの成績の落ち込む雷真でしたが、機巧物理学の教授であるキンバリーから参加資格についてのアドバイスをもらったからなのでした。
そして戦闘に入るのですが、その瞬間に10ほどの自動人形がシャルの自動人形・ジグムントに殺到します。そして万事休すに陥るシャルですが、ここで止めの鉄球が。しかしそれを受け止める夜々。そして10組の人形師&自動人形と戦うことになる雷真とシャル。そのまま夜々やジグムンドの力もあって、撃退することに成功するのでした。その後、仕切り直して戦おうとするシャルですが、それに今日が醒めたと言って立ち去る雷真と夜々。どうやらジグムントは怪我をしていたようで、それはシャルも知らないことだったのですが、雷真はそれを見抜いていたということなのでした。
その夜雷真と夜々はやはりいつもの調子で夜を明かしていましたが、その一方で同時刻、事件が起こっていたのでした。
Chapter2 遭遇戦は一瞬で
自動人形には〈イヴの心臓〉という魔術回路が内蔵しているというキンバリーの講義を聞いている雷真ですが、どうも英語がうまく聞き取れなくて夜々にノートを取らせているようです。その途中でシャルの目線に気付き、そちらに気を取られたときにキンバリーのチョークが直撃。そしてキンバリーとのやり取りの中で夜々が暴走して、掃除の罰を受けてしまうのでした。
昼休みに食堂に行くのですが、そこでお金を寮に置いてきて困っているとシャルが現れます。そしてシャルにお金を借りてどうにかなりますが、そのまま一緒に食べることになります。ジグムントの怪我について尋ねることで、確かに雷真が昨日気付いていたことが判明。そしてそのうちに雷真はマグナスを発見して、殺気立ちます。そしてどうやら彼に遺灰の袋を投げつけるのですが、それが意味するのは仇討ち。つまりマグナスは雷真の『復讐』の相手なのでした。その様子を見ていた風紀委員会主幹フェリクス・キングスフォードが雷真とシャルに話を掛け、雷真に夜会への参加資格を差し出すからお願いがあると言われるのでした。
Chapter3 混沌に誘う、甘言
その日の講義を受けて、出て行く雷真と夜々がいなくなってから。ジグムントに話しかけられるシャル。どうやらシャルと雷真が気が合うのだと言いたげなようです。そんな相手を倒せるのか尋ねるジグムントですが、叶えたい夢があるから排除するのだと言い放つのでした。風紀委員会に来た雷真と夜々ですが、そこで雷真はフェリクスに〈魔術喰い〉を倒してほしいという依頼されます。理由は雷真が犯人でなく、十分強いことで、さらに最近の辻斬りを防止することを考えているようです。そんな中、主幹補佐リゼットが現れて、新たな〈魔術喰い〉の被害が出たのだと報告されるのでした。
現場に行くフェリクス,雷真,夜々,リゼットたちですが、どうやら被害に遭った人形は昨日の騒ぎの一体〈鉄球使い〉であったようで、魔術回路がなくなっているようです。そしてそれを聞いて動揺するシャルですが、ここで改めて依頼される雷真でした。
『保留』ということでその場を後にする雷真と夜々ですが、途中でリゼットに呼び止められる雷真。そして夜々に軍部の意向を聞くように先に帰らせ、シャルの自動人形・ジグムントが禁忌人形だと話されます。そしてそれを思い出しながら、軍部からの許可も取り付けられた雷真は風紀委員会からの依頼を受けることにするのでした。そして朝起きる雷真ですが、そこにはなぜかシャルが・・・。そしてデートをしてほしいと言われるのでした。
Chapter4 虚構の晩餐
放課後、シャルとデートすることになった雷真ですが、どうやら〈魔術喰い〉を探すためだったようです。しかし風紀委員会から資料をもらっている雷真はそのことが無駄なことは分かっているのでした。このままだと一晩張り込みをしかねないシャルを見かねて、雷真はホントにデートをすることにします。保護者のジグムントの許可も貰い、機巧都市リヴァプールに繰り出す雷真とシャルですが、そこで自分の身の上を話す2人。雷真の目的はマグナスであることやそしてシャルを狙ったのは罰を求めての理由からだったことを語ります。一方シャルもフェリクスが自分なんかに優しくしてくれることが嬉しいと思うことなども話すのでした。
そして学院に帰る雷真とシャルですが、またもや〈魔術喰い〉の被害者が・・・。そしてここでフェリクスに嫌われてしまうシャルは、雷真に冷たく当たってしまい、完全に仲が拗れてしまうのでした。寮に帰る雷真ですが、今度は部屋でおかしくなってしまった夜々の姿が・・・。どうにかプレゼントのブーツを見て機嫌を直した夜々ですが、そこでどうやらシャルを疑っている雷真。どうやらジグムントが禁忌人形ということで、〈魔術喰い〉の可能性があるのだと。そんな疑念が渦巻く中、リゼットからシャルが寮からいなくなったのだと連絡が入るのでした。
Chapter5 つまり、始めの、始めから
そしてそのときに夜々の製作者である花柳斎硝子が寮に現れます。彼女は学院の厳重ね警備を掻い潜って、いろりを連れて雷真のもとへ訪れましたが、その目的は〈魔術喰い〉の情報を伝えるため。どうやら自動人形が壊されただけでなく、所有者たちもいなくなっているとのこと。これから手を引けばいいと言う硝子の言葉に、見捨てたくない奴がいると言って突っぱねる雷真。そしてそれを聞いて、雷真に野垂れ死ぬことも許されないのだと言うのでした。そしてジグムントの魔術回路は〈魔剣〉と呼ばれるもので、夜々の〈金剛力〉でも敵わないのだと言い、雷真を送り出すのでした。
雷真がいなくなってから、硝子といろりは話をしますが、どうやらさっき夜々の戒めを解いたようです。そして雷真には才能があり、それは兄の天才の前に見えなくなっていたのだと話す硝子。そしていろりが天全を倒せるのかと尋ねますが、そのときも相手に情けをかけるのだと予言して、そして自分を恨むかもしれないと語るのでした。
寮を飛び出した雷真は早速リゼットを見つけ、重要機巧保管施設への入場を願い出る雷真ですが、目的はフェリクスの〈ロッカー〉ではなく、リゼットのところ。そして扉を開ける雷真ですが、そこにはリゼットの死体が入っているのでした。そして同時に雷真の背骨に衝撃は走るのでした。
Chapter6 本性
シャルはどうやらフェリクスに何か言われて、寮を飛び出したようです。しかしそれは罠だったようで、風紀委員会に囲まれてしまい、フェリクスに〈魔術喰い〉だと宣告されてしまうのでした。一方『リゼット』に攻撃された雷真は瀕死の状態に。おまけに〈魔術喰い〉の協力者だとでっち上げられてしまいます。そして雷真の手当てをしている警備員と風紀委員ですが、どうも殺気立っている様子。そんな中にキンバリー教授が来ますが、どうやら夜々も大ダメージを食らわされ、動けない状況になっているようです。しかしそんな状況で一瞬動きだす夜々。その姿は夜叉の姿だったようで・・・。
そして場所はシャルとフェリクス。そしてここで雷真に秘密を知られたのでやっつけたということと、自分の自動人形の〈魔術喰い〉とジグムントの〈ラスターカノン〉が似ていたために近寄ったのだと語るのでした。そして放心状態のシャルは万事休すですが、どうにか雷真と夜々が駆けつけてシャルを助けるのでした。
Chapter7 永久に飢える獣
どうやら夜叉のような姿になった夜々が雷真を警備員から奪って、シャルのもとへ来たようですが、そこで夜々からシャルの今置かれた現状を話されます。シャルの夢はブリュー家の再興で、それを聞いた雷真は自分以上のバカだと呟くのでした。そしてシャルのもとに辿りついた雷真はフェリクスにシャルは〈魔術喰い〉ではないと断言し、フェリクスと対峙するのでした。
フェリクスの自動人形はさっきまで『リゼット』だったもので、名前はエリザ。そんな中戦闘へ突入しますが、エリザは複数の魔術を使ってきて、追い込まれる雷真と夜々ですが、途中でその代償に喰った魔術が使い捨てだと言うことを見抜いた雷真は夜々の血を使って、弱点である気体への攻撃も固め見事フェリクスとエリザを打ち倒すのでした。
その戦闘を見ていたキンバリーとマグナスですが、どうやら途中で雷真が勝つことは分かったようで、いつの間にか立ち去っているのでした。
Epilogue
〈魔術喰い〉の一件でついに夜会への参加資格をもらった雷真。それはどうやら風紀委員会の不祥事を隠す目的でもあるようです。そして学院長から〈手袋持ち〉だと大々的に式で宣言されたとのこと。そして、キンバリーやシャルから祝福を受ける雷真なのでした。
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