こんばんは、一応終わることができたスタドラですが、どうも消化不良感は否めないんですよねー。まあ、タクトは無敵だということだけは確かでしたが、結局タクトとスガタは仲がよろしいようで。(笑)一応、25回の個人的
一応終わったようですが、結局結末が全く描かれずに終了とは・・・。ということは、BDの特典に封入パターンで決まりでしょうか?それでは続きから書いていきます。ではいきましょう!綺羅星☆(‵・ω・)η(画像,台詞は
概略
ひが日死の封印が解かれ、ザメクの復活。それにタクトはタウバーンを呼び出し立ち向かいますが、あまりの大きさにタクトだけでなく綺羅星十字団も驚きの様子。そしてケイトはワコに自分がザメクを封印していたと語り、スガタはザメクとアプリポワゼします。ケイトはワコの封印を解けば、この星はスガタの世界をだと嬉しそうに宣言するのでした。それに対して、レイジはシンパシーの能力でザメクを乗っ取ってしまいます。それに突撃するタクトですが、レイジが「スターソード」ディアマンを呼び出し二刀流になり、さらにはザメクの強さが重なって全く歯が立たないことに・・・。そしてレイジはザメクのことについて語り出すのでした。ザメクは目覚めたばかりで飢えており、復活に必要なリビドーを取り入れるために、ゼロ時間を破れば地球が滅びるということ。それでもザメクの力で自分だけは好きな過去を繰り返すことができるのだから良いのだと言い放ちます。

緊急動議で綺羅星十字団のレイジの除籍を発令するカナコですが、それに綺羅星十字団はザメク復活の使い捨ての駒だと笑います。そしてタクトに止めを刺そうとするレイジですが、ワコが神殿からサイバディを呼び出し庇いますが、そのせいでザメクに捕まってしまうワコ。一方、タクトは、ザメクの能力で今まで破壊してきた戦士のサイバディの妨害に苦しみ、近づけない様子。そして、シンパシーにやられそうになるワコなのでした。



数の差にやられるタクトを見ている綺羅星十字団は、自分たちの行いを悔いますが、シモーヌは未来に到達する1つなのだと語ります。そしてその瞬間に失われたシルシが蘇るカナコ,ベニオ,ミドリ,シモーヌ,タカシ,ジョージ,テツヤですが、それによって全員がアプリポワゼし、タクトを援護し始めます。残りの戦士のサイバディの破壊は完了するものの、ザメクの「王の柱」の強さに圧倒されてしまいます。そしてワコの破壊を試みるレイジですが、それにタウバーンが突進。ダメージを受けながらもシンパシーに近づくタクトはレイジを撃破を完遂するのでした。


ザメクの解放が達成されますが、スガタはザメクを眠らせようとし始めます。スガタはもともとザメクの封印のためにサイバディに乗り込んだようで、それにみんなが気付きます。それを受けてタクトは今までのスガタの行動の意味を知り、ケイトは叶わぬ夢に涙するのでした。やりたいこととやるべきことと呟くタクトですが、タクトが選んだのは皆水の封印を解いて、ゼロ時間の空間を壊すこと。そして、タクトはザメクに向かって突っ込みます。激闘の末にタクトはザメクの破壊とスガタの救出を果たすのでした。そしてタクトとスガタは美しい宇宙を仲良く眺めているのでした。
掘り下げポイント・タクトに見えるもの 最終回ではずっとまだ見えるという言葉が散見されましたが、個人的には「将来への希望」または「輝かしい未来」なんでしょうかね。第24話でもっと素晴らしい空を見ることができると言ってましたが、それは本当にタクトには見えているのかもしれません。タクトにもレイジにもみんなには見えないものが見えるというリョウスケの言葉がありましたが、タクトには素晴らしい未来が見えているのかもしれません。
最後は自分が犠牲になることでザメクを眠らせようとしていたスガタも助けたタクトですが、か弱きものを守るのがタクトの家の家訓。スガタが自分の使命を受け入れようとしていたのをぶっ壊したのがタクトですが、タクトはスガタに未来にもいい物が待っているのだと言いたげな感じでした。
タクトは結局戦士のサイバディ全部だけでなく、ザメクまで破壊してしましましたが、結局苦戦はしたものの、ザメクよりもタウバーンが強いということになってしまいましたねー。ここまで強いのも考えものでしたが、それをタクトのリビドーだけで動かしているとは・・・。まあ、ザメクは覚醒前だったとすれば問題はなく、受け入れられるんですがねー。
そしてタクトとスガタは仲良く宇宙の星空観賞ですが、ワコェ・・・。
・ワコの答えは選ばない 以前決めたと言っていたワコですが、どちらかに決めたのではなく、どちらも選びましたねー。さすがにその結末は予想していませんでしたが、ホントにそれで大丈夫なんでしょうか?ケイトはスガタだけを想い続けていましたが、それは報われず、スガタもワコが持って行ってしまいました。確かにどちらも大事だというのは分かりますが、それほどタクトも最後はワコの中に入ることができたということで良いのでしょうか?
同じくらい大事だからこそ2人とも選ぶのであり、それがワコにとっての決意ですか・・・。どちらかを選ぶと予想しているのが普通ですが、ここで選ばないのが良いのかもしれないのですかね?どこのトライアングラーな感じになってしまいましたが、ワコにとっては両手に美少年。これほど理想的な終わり方だと、後日周りからは非難も覚悟しないといけませんね。(笑)
ワコ以外の主要人物だと、スガタを想っていたのがケイト,ベニオで、タクトを想っていたのがカナコ,シモーヌ,ミズノ,マリノ・・・。まあ、実際にはスガタ×タクトであるのですが、それでも腐女子なワコにはご褒美なんでしょうしね・・・。ある意味一番ハッピーエンドかも・・・。
・最終的には助けられちゃった 今回のスガタはほぼ空気でしたが、ホントに前回までが主役って感じでした。序盤からレイジに乗っ取られるわ、レイジの乗っ取りが終わったら、ザメクを眠らせようとするわと余り台詞が無かったスガタ。自分の使命はザメクを眠らせることだと思い、そのままスガタがいなくなってエンドかと思いきや、タクトが主人公という感じを全面に出して、救出してしまいました。今回のスガタのポジションが完全にヒロインの場所のような気がしますが、気のせいでしょうか?(笑)
結局タクトにか弱きもの認定されたスガタですが、気になる相手であるタクトを一緒に星を見れるなんて幸せなひとときだったかもしれませんね。(笑)
・ダメ親父の結果 結局、ザメクが無敵だと余裕を見せていたレイジですが、タウバーンをあまりにも見くびりすぎて、最終的にはやられてしまいました。レイジの望んだことは、世界を滅ぼしてでもザメクの能力である時間を操り、間違ってしまった過去を何度でもやり直すこと。それに対して、リョウスケにまでダメ出しされていますが、レイジの中では未来へ進むことよりも過去の過ちをやり直したいという気持ちの方が大きいのでしょう。タクトは未来へ進むことを選んでいますから、そこは親子での答えの対比になっていますね。
非常に気になるのが、ザメクをタウバーンを倒した後の結末。絶対にレイジは全員(生きていたら)に折檻確定でしょう。捨て駒だのなんだの威張っていましたからねー。そこをぜひ見てみたい気がするのですが、本編は終わってしまいましたからねー・・・。
・報われない想い 最後は一番報われなかったケイトさん。スガタのことをずっと想い続けて、しかもザメクの封印までしていた献身的な気持ちでいっぱい(怖いほど)だったのですが、やはりワコには勝てなかった・・・。前半はザメクの復活でスガタの星が出来上がると嬉しそうだったケイトですが、スガタの気持ちは違っていて・・・。
スガタのことを想い続けるのが幸せだ多言っていたので、自分のことが一番にならなくても良いのでしょうかねー。ただ、あまりにも報われなさすぎで・・・。スガタとケイトの気持ちには相違があったということなんでしょう。あと、「オキト」という言葉は結局何だったんだろう・・・。
総評 主人公が無敵すぎるのが印象的だったスタドラでしたが、序盤のインパクトと終いの迫力は素晴らしかったと思います。最後のシーンの後が非常に気になるのですが、それはまあ後日談のようなものでも作って補完するでも、このまま終わりでも作品としては良いでしょうがねー。ただ、中盤は少しゆったりと使いすぎた印象は残っていますがねー。
ヒロインだったワコが序盤では空気で、中盤以降ではカナコやミズノにマドカ、ケイトなどにキャラの濃さで押されましたが、最終的にはヒロインとしての体裁は残した印象。個人的な印象としては、ワコは食いしん坊で、腐女子キャラであるだけで、他にはあまり属性はないですよねー。巫女の中でもサカナちゃん,ミズノ,ケイトの中に入ると・・・。
一方、個人的にはメインヒロインのポジションだと思っているのはスガタ。完全にワコが取らないと駄目な位置をスガタがさり気なく、キープしているんですよねー。朝稽古をして、朝風呂に一緒に入って、一緒に登校して、一緒に演劇部に行って、スガタの屋敷に帰る。どうかんがえても、ワコには付け入る隙がないような・・・。まあ、ワコがどちらも選んだので、このままの関係が続くということは面白そうです。キャラとしてはクールでかっこいい感じでしたが、ザメクのドライバーで、役を演じるのが得意な性格という感じでしたが、悪くなかったと思いますね!
そして主人公のタクトですが、典型的な主人公タイプだと思いきや、最初は弱気な男の子でそこから成長していったという感じでした。よくある設定ではあるかもしませんが、とても良い印象を受けました。第1フェーズがワコ曰く、「他人を笑顔にする能力」と言っていましたが、たぶん完全学習能力かと思います。ベニオ戦から一回受けた失敗は、次には見切りが付いているという感じでしたので・・・。ただ、イツロウの指導の賜物だとも考えられ・・・。結局、タクトは世界の声を聞くことができるようになったということで良いのでしょうか?
そして脇を固めたメンバーですが、3人に負けず劣らない、もしくはさらに濃いキャラの方々でした。カナコのカリスマ性やミドリの技術力、ベニオの剣術などもインパクトがありましたが、やはりジョージやタカシ、リョウスケさんの可哀想な感じがとても・・・。また、サカナちゃん,ミズノ,ケイトの巫女たちもなかなかの存在感だったと思います。そして何と言っても、最初の大物の感じがいつの間にか小物っぷり全開キャラになり下がってしまったヘッドの存在はw。カナコとの対比だと非常にダメ人間な雰囲気全開になっていますよねー。
キャスト陣は、宮野真守さんや石田彰さんのようなこの時間の有力どころから、小清水亜美さんや坂本真綾さん,広橋涼さんのような実力派、新名彩乃さんや日高里菜さんのような若手などとにかく層が厚かった印象。なので川島海荷さんのような方を入れてしまうと浮いてしまうから不思議なんですよね・・・。個人的には巫女4人は安定していた気がしますね。あとはバニシングエージでしょうか。ただ、列挙してみると分かるのですが、基本的に名を知られている人ばかりの方々をこんなに使っていると思うとびっくりしますね!!
この
アニメのメッセージは私なりに考えましたが、人生という冒険は過去の囚われるだけでは上手くいかない。昔は良かったではなくて、昔よりももっと良い未来のために頑張っていこうという志が大事なのだということでしょう。レイジのような過去の未練だけを引きずっているだけではダメで、タクトのように常に全力で未来のために頑張る。それが青春の謳歌であり、それを視聴者にもしてほしいということでしょうかねー。スタドラのキャラたちも一歩ずつ前に前進したように、私たちも銀河美少年となって前に進んでいかなければならないということでしょう。・・・何人か前に進んでいない方もいますが、それはそれでしょう!
最後に、制作に携わったみなさまお疲れさまでした。全25話ということでしたが、とても楽しくアニメを拝見することができました。次回作も頑張ってください!!
最新コメント