2010年03月22日 10:02
「良かったですね、木山先生」
こんにちは、土曜日更新予定だったレールガンの最終話の簡易草子です。総評も添えてレールガンをひとまず区切りにしたいと思います。それでは行きましょう。
続きから書いていきます。良かったら拍手くださいな!!

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概略
レベル6の実験の礎にされたテレスティーナですが、冷徹に作戦を実行を実行。ブラウンマーブル部隊は木山の車に攻撃を加えようとするのでした。それを美琴が抑えます。そして黒子・固法・飾利・涙子も来て、木山にこのトレーラーには子供たちは乗っていないことを知らせ、本物までナビすると飾利・涙子は言うのでした。そして木山は2人を車に乗せて走り出すのでした。
残された美琴・黒子・固法。戦闘ヘリが現れピンチになりますが、そこに婚后が現れます。そして彼女の能力「エアロハンド」で危機を脱するのでした。そして黒子は美琴に木山への加勢に行けと固法のバイクに乗せて言います。ここは黒子と婚后が引き受けるということでした。
ブラウンマーブル部隊とテレポとエアロハンドで交戦する黒子と婚后を余所に、木山たちは本物のトレーラーの目的地である23学区の使われていない通信システム研究所を目指すことにします。しかしその動きを察知したテレスティーナが攻撃を開始。美琴を庇い、固法は吹き飛ばされてしまうのでした。そして難を逃れた美琴は木山の車の上に。そしてごめんと自分がやったことを詫びるのでした。それに対して木山は立場が違えば、自分も同じことをしていたというのでした。
そしてテレスティーナの機械兵器との戦いになりますが、美琴のデータが解析されてて、電撃ましてやレールガンまでも効かないのでした。それでもテレスティーナの攻撃から難を逃れた美琴たちは別の道路に移ります。そこにはグリーンマーブル部隊が控えていたはずなのですが、警備員の攻撃を受けて足止めを食らっています。そして黄泉川から木山に通信が。どうにか上からの圧力はあるが、足止めだけはしている、早く子供たちを助けに行けと。
そしてまたテレスティーナの攻撃が始まります。木山のドライビングテクでどうにか攻撃をかわしていますが、テレスティーナは直接攻撃に打って出ようとします。そして子供たちを助けることなんてできないと罵るのでした。それに対して木山は教師が生徒を諦めることなんてできないと叫ぶのでした。それを聞いた美琴は木山を送り届けるためにいるのだと言って、テレスティーナの攻撃を受け止め、そのアームを破壊します。そしてそのアームの残骸を黒子がテレポして、美琴の前に移動させ、レールガンを放つのでした。そして機械兵器の破壊に成功するのでした。そして戻ってくる木山の車。そして飾利たちは心配そうにしています。木山はありがとうと言おうとしますが、美琴はそれを遮り、子供たちを助けてからというのでした。
旧通信システム研究所でパソコンを使って子供たちの場所を探して、ようやく飾利は最下層ブロックにいることを見つけ出します。涙子が装置を動かすために部屋を出ている間にキャパシティダウンが研究所内を包みます。苦しみだす美琴・黒子・飾利。そしてテレスティーナが現れるのでした。そしてそこにいた全員やられてしまうのでした。様子が心配になった涙子はそこに戻ってきますが、そこにはテレスティーナに倒されたみんなの姿が。そして攻撃しようとする涙子ですが、そこに飾利が大声で涙子に中央管制室に行けと暗喩するのでした。それを聞いた涙子はそこに走り出すのでした。
能力体結晶の完成を目指すテレスティーナ。春上を子供たちの暴走能力者のパーソナルリアリティを使ってレベル6にしようとします。それによって暴走能力の覚醒による壊滅的なポルターガイストも関係ないと言います。それを異議を唱えようとする美琴ですが、テレスティーナの追い討ちが。一方涙子は中央管制室でキャパシティダウンの解除を探していますが、なかなか見つかりません。そこに美琴を殺そうとするテレスティーナの姿が。そして学園都市の全員がモルモットだと言い放ちます。それを聞いた涙子はぶち切れて、物質的攻撃を機械全体に打ち込むのでした。
キャパシティダウンが聞こえなくなったことで形勢逆転します。そこで黒子の機転でファーストサンプルは木山のもとに。しかし最後に擬似レールガンを構えるテレスティーナ。それに対して美琴も「電撃使い」としてレールガンを構えるのでした。最後はオリジナルが打ち勝ち、ついにテレスティーナを倒すのでした。
そしてファーストサンプルの解析を始める木山。ついにプログラムを完成させるのですが、最後のエンターを押せません。それを春上に言葉で押すことが出来るのでした。そして起きる子供たちにほっとする木山でした」。そして最後に美琴にありがとうと木山が言うのでした。
事件が解決して、自慢話をする婚后、何かを待っている春上と枝先たち、そして春上たちのところに急ぐ美琴たち。そしてその時に黒子に固法から電話来ます。内容はテレスティーナのことでしたが、全貌解明はまだまだ掛かりそうだとうんざりするのでした。そんなやり取りをしているうちに何かを見つける飾利。それを見てみんな固まってしまうのでした。一方、春上たちは何かを嬉しそうに見ます。
警備員付属病院で療養中の木山のところに飛行船から子供たちが呼ぶ声が。そして飛行船のスクリーンから誕生日おめでとうと言ってくれるのでした。それを見た木山は涙を流してしまうのでした。そしてその飛行船を見ながらみな微笑んでいるのでした。そして最後に美琴が「ホント退屈しないわよね、この町は」と締めるのでした。
掘り下げポイント
・木山へのご褒美
最後の最後で自分の目的であった子供たちを救うことができた木山先生。今まで髪は伸びっぱなしで、目には隈がべったりになっても先生が生徒を諦めなかった結果できた奇跡だったのではないでしょうか。最後の飛行船の映像に映し出された子供たちの姿は彼女への嬉しい誕生日プレゼントになったと感じますね。
今まで、子供たちを助けるためならば学園都市がどうなってもかまわないということを言っていたのは、生徒に対する先生の姿勢だったのでしょう。自分勝手ではある理屈ですが、それでも思いが深かったからこそ言えた言葉だったのかもしれません。自分がやった罪を少しでも軽く出来たのだあれば、良かったですね。
総評
「とある魔術の禁止目録」のスピンオフ作品として本作は作られました。こちらの主人公は超電磁砲(レールガン)というタイトルが付いているように基本的には美琴を中心に物語は動いています。前半ではレベルアッパー事件、後半ではポルターガイスト事件が中心に据えられています。
レベルアッパー事件では最初に異常行動する能力者を取り押さえたりしていくのを風紀委員の黒子・飾利に美琴・涙子が協力する形を取り、最後は根本の原因を美琴が仕留める感じでした。ポルダーガイスト事件では黒子と飾利の軋轢と平行して、美琴の独断専行の癖などさまざまな問題に直面します。それを最後はレベルアッパー事件での首謀者木山との協力までして最後はみんなでテレスティーナと戦う姿で決まるのでした。
全体的には美琴にとっての学園都市での日常はとても楽しいのだということがメインかもしれません。その中でチャイルドエラー、スキルアウト、能力に限界を感じたものの存在を目の当たりにして、自分の気持ちが変わっていくのは印象的でした。黒子も飾利も涙子も少しずつ自分の気持ちを変えていく姿も物語を平行して進んでいくのも効果的だったと思います。
全体的には少しべただな、厨二だなと感じる方も多いかもしれません。確かにそういわざるを得ないかもしれません。それでも安定感抜群のストーリーだったのは評価できますし、声優陣の演技も良かったと思います。ただ2クールする必要があったのかは疑問で。1クールでも十分作品を描けたのではないでしょうか。まとまっていたこと、安定感、アクセントのある話の挿入、コミカルとシリアスの切り替え、原作からの参加など面白いところは多かったので、次のインデックス2期に弾みがつきそうです。
最後に製作にかかわった方々、本当にお疲れ様でした。楽しい時間をありがとうございました!
こんにちは、土曜日更新予定だったレールガンの最終話の簡易草子です。総評も添えてレールガンをひとまず区切りにしたいと思います。それでは行きましょう。
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![]() とある科学の超電磁砲(アニメ) |

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レベル6の実験の礎にされたテレスティーナですが、冷徹に作戦を実行を実行。ブラウンマーブル部隊は木山の車に攻撃を加えようとするのでした。それを美琴が抑えます。そして黒子・固法・飾利・涙子も来て、木山にこのトレーラーには子供たちは乗っていないことを知らせ、本物までナビすると飾利・涙子は言うのでした。そして木山は2人を車に乗せて走り出すのでした。
残された美琴・黒子・固法。戦闘ヘリが現れピンチになりますが、そこに婚后が現れます。そして彼女の能力「エアロハンド」で危機を脱するのでした。そして黒子は美琴に木山への加勢に行けと固法のバイクに乗せて言います。ここは黒子と婚后が引き受けるということでした。
ブラウンマーブル部隊とテレポとエアロハンドで交戦する黒子と婚后を余所に、木山たちは本物のトレーラーの目的地である23学区の使われていない通信システム研究所を目指すことにします。しかしその動きを察知したテレスティーナが攻撃を開始。美琴を庇い、固法は吹き飛ばされてしまうのでした。そして難を逃れた美琴は木山の車の上に。そしてごめんと自分がやったことを詫びるのでした。それに対して木山は立場が違えば、自分も同じことをしていたというのでした。
そしてテレスティーナの機械兵器との戦いになりますが、美琴のデータが解析されてて、電撃ましてやレールガンまでも効かないのでした。それでもテレスティーナの攻撃から難を逃れた美琴たちは別の道路に移ります。そこにはグリーンマーブル部隊が控えていたはずなのですが、警備員の攻撃を受けて足止めを食らっています。そして黄泉川から木山に通信が。どうにか上からの圧力はあるが、足止めだけはしている、早く子供たちを助けに行けと。
そしてまたテレスティーナの攻撃が始まります。木山のドライビングテクでどうにか攻撃をかわしていますが、テレスティーナは直接攻撃に打って出ようとします。そして子供たちを助けることなんてできないと罵るのでした。それに対して木山は教師が生徒を諦めることなんてできないと叫ぶのでした。それを聞いた美琴は木山を送り届けるためにいるのだと言って、テレスティーナの攻撃を受け止め、そのアームを破壊します。そしてそのアームの残骸を黒子がテレポして、美琴の前に移動させ、レールガンを放つのでした。そして機械兵器の破壊に成功するのでした。そして戻ってくる木山の車。そして飾利たちは心配そうにしています。木山はありがとうと言おうとしますが、美琴はそれを遮り、子供たちを助けてからというのでした。
旧通信システム研究所でパソコンを使って子供たちの場所を探して、ようやく飾利は最下層ブロックにいることを見つけ出します。涙子が装置を動かすために部屋を出ている間にキャパシティダウンが研究所内を包みます。苦しみだす美琴・黒子・飾利。そしてテレスティーナが現れるのでした。そしてそこにいた全員やられてしまうのでした。様子が心配になった涙子はそこに戻ってきますが、そこにはテレスティーナに倒されたみんなの姿が。そして攻撃しようとする涙子ですが、そこに飾利が大声で涙子に中央管制室に行けと暗喩するのでした。それを聞いた涙子はそこに走り出すのでした。
能力体結晶の完成を目指すテレスティーナ。春上を子供たちの暴走能力者のパーソナルリアリティを使ってレベル6にしようとします。それによって暴走能力の覚醒による壊滅的なポルターガイストも関係ないと言います。それを異議を唱えようとする美琴ですが、テレスティーナの追い討ちが。一方涙子は中央管制室でキャパシティダウンの解除を探していますが、なかなか見つかりません。そこに美琴を殺そうとするテレスティーナの姿が。そして学園都市の全員がモルモットだと言い放ちます。それを聞いた涙子はぶち切れて、物質的攻撃を機械全体に打ち込むのでした。
キャパシティダウンが聞こえなくなったことで形勢逆転します。そこで黒子の機転でファーストサンプルは木山のもとに。しかし最後に擬似レールガンを構えるテレスティーナ。それに対して美琴も「電撃使い」としてレールガンを構えるのでした。最後はオリジナルが打ち勝ち、ついにテレスティーナを倒すのでした。
そしてファーストサンプルの解析を始める木山。ついにプログラムを完成させるのですが、最後のエンターを押せません。それを春上に言葉で押すことが出来るのでした。そして起きる子供たちにほっとする木山でした」。そして最後に美琴にありがとうと木山が言うのでした。
事件が解決して、自慢話をする婚后、何かを待っている春上と枝先たち、そして春上たちのところに急ぐ美琴たち。そしてその時に黒子に固法から電話来ます。内容はテレスティーナのことでしたが、全貌解明はまだまだ掛かりそうだとうんざりするのでした。そんなやり取りをしているうちに何かを見つける飾利。それを見てみんな固まってしまうのでした。一方、春上たちは何かを嬉しそうに見ます。
警備員付属病院で療養中の木山のところに飛行船から子供たちが呼ぶ声が。そして飛行船のスクリーンから誕生日おめでとうと言ってくれるのでした。それを見た木山は涙を流してしまうのでした。そしてその飛行船を見ながらみな微笑んでいるのでした。そして最後に美琴が「ホント退屈しないわよね、この町は」と締めるのでした。
掘り下げポイント
・木山へのご褒美
最後の最後で自分の目的であった子供たちを救うことができた木山先生。今まで髪は伸びっぱなしで、目には隈がべったりになっても先生が生徒を諦めなかった結果できた奇跡だったのではないでしょうか。最後の飛行船の映像に映し出された子供たちの姿は彼女への嬉しい誕生日プレゼントになったと感じますね。
今まで、子供たちを助けるためならば学園都市がどうなってもかまわないということを言っていたのは、生徒に対する先生の姿勢だったのでしょう。自分勝手ではある理屈ですが、それでも思いが深かったからこそ言えた言葉だったのかもしれません。自分がやった罪を少しでも軽く出来たのだあれば、良かったですね。
総評
「とある魔術の禁止目録」のスピンオフ作品として本作は作られました。こちらの主人公は超電磁砲(レールガン)というタイトルが付いているように基本的には美琴を中心に物語は動いています。前半ではレベルアッパー事件、後半ではポルターガイスト事件が中心に据えられています。
レベルアッパー事件では最初に異常行動する能力者を取り押さえたりしていくのを風紀委員の黒子・飾利に美琴・涙子が協力する形を取り、最後は根本の原因を美琴が仕留める感じでした。ポルダーガイスト事件では黒子と飾利の軋轢と平行して、美琴の独断専行の癖などさまざまな問題に直面します。それを最後はレベルアッパー事件での首謀者木山との協力までして最後はみんなでテレスティーナと戦う姿で決まるのでした。
全体的には美琴にとっての学園都市での日常はとても楽しいのだということがメインかもしれません。その中でチャイルドエラー、スキルアウト、能力に限界を感じたものの存在を目の当たりにして、自分の気持ちが変わっていくのは印象的でした。黒子も飾利も涙子も少しずつ自分の気持ちを変えていく姿も物語を平行して進んでいくのも効果的だったと思います。
全体的には少しべただな、厨二だなと感じる方も多いかもしれません。確かにそういわざるを得ないかもしれません。それでも安定感抜群のストーリーだったのは評価できますし、声優陣の演技も良かったと思います。ただ2クールする必要があったのかは疑問で。1クールでも十分作品を描けたのではないでしょうか。まとまっていたこと、安定感、アクセントのある話の挿入、コミカルとシリアスの切り替え、原作からの参加など面白いところは多かったので、次のインデックス2期に弾みがつきそうです。
最後に製作にかかわった方々、本当にお疲れ様でした。楽しい時間をありがとうございました!
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